【注目記事】超ざっくりした休眠口座のはなし

プログラマーという職業

1 名前:以下、はてなにかわりまして元増田がお送りします。 投稿日:2010/02/07 18:10:54
「プログラマという職業は『ふつう』の人には厳しくないか」というエントリーにまつわる、様々な反響を見てふと思うことがあったので、匿名で書いてみようと思う。

プログラマーという仕事は、普通の仕事と大きく異なる部分がある。成果物であるプログラムの品質は、労働時間に必ずしも比例しない。長く時間をかけたとしても、駄目なプログラムは役に立たない。

業界の一部で横行している、無駄なロジックを何度も書くと言った行為は本来評価すべきではない。バグの巣窟になりやすい、コピーアンドペーストなんて論外だ。本来、プログラマーに求められるのは怠惰さともいえる。オブジェクト指向にせよ、いかに同じロジックを書かないかという目的もある。

むしろ、短期間に集中して無駄の少ない簡潔なロジックを書くことが求められるべきだろう。長時間の労働はプログラムの質を低下させる。長時間やったほうが効率が上がるというプログラマーは、本当に集中して仕事をしていない。個人差はあるだろうが、本気で仕事をしてれば、10時間もやっていれば疲れが出てくる。納期前日はともかく、平常は無理をしても全体的なパフォーマンスが落ちる。

労働としては、コピーライターに近いと思う。こんな少ない文字数の文章に、いくら払っているかと思われるだろうが、労働の質が異なるのだ。品質の高いプログラムを書くためには、技術情報収集をしたり、風呂に入ってぼんやり考えたりといった、「仕込み」が効いてくる。この仕込みが最終的な成果物につながる。

しかしながら、こういったプログラマーの仕事は一般的な労働の尺度では理解しづらいだろう。自分がある程度プログラムを書いたいた人間は、ある程度理解できるだろう。しかしプログラミング経験の浅いプログラマーはそれを理解できない。上流SEと称して、発注伝票を切ることしかスキルの無い連中は、そういった感じではないだろうか。

さらにいえば、体育会系の人間にはそのあたりが理解できない。体育会系といってもイチローや中村俊介のような卓越したスキルを持つわけでもなく、絶対服従と忍耐力だけしか能の無い連中だ。彼らは、成果物イコール労働時間と考える。だからプログラマーが「怠惰」であることが許せない。彼らが評価するのは労働時間だ。

僕は、体育会系で有名な大手元請けのプロパーとして働いていた。そこで働いているうちに、仕事のスタイルに疑問を持つようになった。そういった疑問や無力感が重なっていき、精神を病み、今でも後遺症に悩まされている。幸いにも生活保護を受けられているのがせめてもの救いだ。

日本の情報産業はもう駄目だと思っている。中国、インド、韓国はもちろん他の新興国にも追い抜かれる可能性があると考えている。僕の見てきた限りでは、業界の病巣は根が深い。個人的にはプログラマーがゼネストでもして、たちの悪い元請けを一社潰すくらいのショック療法を行わないと、状況は変わらないと考えている。
2 名前:以下、はてなにかわりまして増田がお送りします。 投稿日:2010/02/07 18:45:50
プログラマーに限った話じゃないが、「労力と成果は比例する」とか思ってるクズって何なの?
「少ない労力で大きな成果をあげる」のを目指すからこそ、会社の成長も、社会の発展も、人類の進歩もあるのであって、
省力化を手抜きとか言う奴は原始時代からやり直せばいいんだよ。結果が同じなら手抜きできた方がいいじゃん。



ブログのトップへ記事のトップへコメント(21)コンピュータ・IT  この記事をクリップ! edit



ブログのトップへ記事のトップへコメント(21)コンピュータ・IT  この記事をクリップ!

コメント一覧

1001  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月19日 20:56
プログラマーじゃないが、
この悩みはよく分かるわ・・・・・・・
1002  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月19日 21:18
>>本気で仕事をしてれば、10時間もやっていれば疲れが出てくる。
端っから労働法の概念が腐ってて笑うしかねーよ。
馬鹿にしてる脳筋体育会と大差ねーじゃん、デスマ脳。

あと、検証・修正の往復に時間をけちるととんでもない欠陥品が
出来るから注意な。
ごく一部の天才を除いて、最初から最適解でコーディング出来る
奴は殆どいない。余程得意分野でもない限り無理。

だから、プロジェクト全体を通してみれば
「品質とかけた時間は比例する」ってのは原則として正しい。
その中での時間分配の問題はあるけど。

プログラマーがゼネストwやるのは自由だけど、業界全体で
開発フロー見直さないと、やる意味ないと思うよ。
最悪なのは「いや、それはSEの領分なんで」
「いや、それはプログラマーの」と堂々巡りが続いてクライアントが
キレる事。
実際、内製が見直されつつあるしな。
業務は知らんわ今以上に碌な成果物持ってこないわとなると
外注する意味がなくなる。
1003  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月19日 21:42
一つの仕事を土日出勤&徹夜フルタイムでやってると
「あの人がんばってるな〜」って言われるが、

同じような仕事を1時間で終えて、あとはタバコ吸って半日過ごして6時に帰ると
「なんでそんな早く帰ってんだよ」って言われる。
そして次から仕事が倍になる。

そんな日本の労働環境でIT産業なんて発展するわけがない。
ここ10年で、日本発祥の革新的ソフトウェアがあるだろうか?
1004  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月19日 22:54
そんなに優秀なら独立しろよ、クズ。
1005  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月19日 23:32
今度書くときは途中の部分を
「僕は、体育会系で有名な大手元請けのプロパーとして働いていた。
そこで働いているうちに、仕事のスタイルに疑問を持つようになったので
転職した。今いる会社の仕事はとても楽しく無駄な拘束時間も減り給料も増えた」
みたいな感じでよろしくw
1006  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月20日 00:12
※1004
経営者とエンジニアじゃ必要になる知識も素養もまるで共通性がない。
()付けで「嫌なら奴隷のままでいろ」みたいな論調がそもそも間違っている。

せめて「ストライキなり退職するなりして意思を表明しろ」と言うべきだな。
いい加減、労働権を行使して訴えて行かなければならない。
まともな企業運営でまともな労働環境が与えられる企業で、雇用者も被雇用者も旨味のある社会こそが健全。
1007  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月20日 00:51
※4
プログラムとマネジメントは全然違うだろ
1008  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月20日 00:53
日本のITは時間を売る仕事でしかないから、効率化を評価してもらえないしそれを理解できる「偉い人」もいないんだよね。
会社によってはそのへん理解してくれる「偉い人」がいる場合もあるけど、それでもクライアントはどこまで行っても理解してはくれない。

IT技術者は評価されないし、法で守られる事もない。
身の危険を感じたので今では一般企業でまったり社内SEしてるよ。

何よりおめでたいのは元増田が日本のITがまだインドや韓国より上だと勘違いしてるってとこだな。
1年経ってるけど今でもそう思ってる本気なら完全に終わってる。
1009  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月20日 01:14
2さんも仰ってる通り
労働時間量=価格(価値)という考え方をしていると、

努力したものが馬鹿を見るよね。

長さではなく
度数を

等価交換するのが公平なトレードシステムだ。
これで豊作貧乏という不思議な経済現象は皆無に成る。
1010  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月20日 04:57
まぁ、今の会社が求めてる人材は、奴隷として働いてくれる人だもんな。
1011  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月20日 09:02
※3
>そして次から仕事が倍になる。
いや、そりゃ倍になるだろ。
雇用主とすれば、契約時間に遊ばれてもリソースの無駄だし。
プロジェクト単位で雇った人に向けてそう言う事したら契約違反
だけど。

>ここ10年で、日本発祥の革新的ソフトウェアがあるだろうか?
悪い方向で良ければ、WinnyやShareとかが有名だね。

日本の技術が育ってない理由って、評価軸がないってのも
そうだけど、ベンダがまともな営業能力を持ってないのに起因する
と思うよ。
安請け合いしてくるから、デスマの連発。
顧客からは正当な金額では評価されないし価格競争になるの
悪循環。
人月計算で価格構成すりゃ、単価の安い外国に流れるわな
そりゃ。

要するに、デスマに苦しむベンダは自分のところの会社が
実は無能だ、て事にいい加減気づいた方がいい。
納期半ばの仕様変更も、窓口になる奴がろくすっぽ詰めて
こなかった地雷を踏んでるケースが大半。
無能なエージェントを雇って交渉を任せてるのは、プログラマ自身の
所属する企業だよ。
1012  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月20日 09:25
※11
時間契約なら定時で帰ろうが文句言われる筋合い無いんだけど、そんな理解ある雇用主は希少なんだよな。
1013  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月20日 09:37
※12
や、定時で帰るのは問題なくても

>タバコ吸って半日過ごして
るのは問題でしょ。買った時間はキッチリ仕事して貰わんと。
1014  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月20日 10:17
*1013
そういう時は買ったのは時間といい、
時間超過すると買ったのは成果物という。
1015  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月20日 10:58
余った時間は勉強してればいいんじゃね。
既存技術の見直しにしろ、他分野の技術勉強にしろ、新しいフレームワークの導入にしろ。
あとはより早く変えるための作業フローの見直しとかツール作成とかさ。
1016  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月20日 11:57
※12
成果物を「継続して」得るために、時間を買ってるんでさ・・・
やりたきゃ、自由にすればいいんじゃね?

>1時間で終えて、あとはタバコ吸って半日過ごして6時に帰る
「残り7時間は働いてないんで、月給制から時間雇用に
切り替えるわ。
自分の仕事が終わったら速攻で帰っていいぞ。
ただし、お前の受け持ちルーチンでバグが見つかったら無償修正な。会社の指示ミスなら割増賃金払うお。」
って切り替えされて、食っていけるだけの単価が高くて完璧なコード
を書ける人ならやっていけるよ。

大体の人はそんな超人ではないんで、お互い不合理な部分を
含む雇用契約を巻く訳だが。

労働を時間で計るのは、先人たちの労働者保護のための知恵。
成果物主義は、日本だと特に労働者によるダンピング合戦を
引き起こす。
あと、SOHO的に自分一人で出来るプロジェクトって、実のところ
ない。現場では
「おーい、うごかねーぞ。さっさと直せ」「ほいよ」の連続なんで
どうしても、そのための待機時間も必要になってくる。

何だ、結局見積もりがクソだから火ぃ吹いてるだけじゃねーか。
見積もり取ってきた馬鹿をマトモにすれば大体の事は解決するな。
1017  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月20日 19:38
効率化すると、次の仕事がなくなるんだよなぁ…
わかりやすいフレームワークを作ると、次の仕事がなくなるんだよなぁ…
1018  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月21日 21:41
>>1016
それを言える会社だったら最初からそういう状況にはならないよ?
そう言えないから時間で計算することしかできないしその見積りもミスってるんだから。

「プログラムの価値」に正しく値段を付けられる人間がいないからそもそもそういうミスマッチが起こる。

ITの値段が時間計算なのも経緯を勘違いしてるぞ。
元々プログラムの値段は文字数やステップ数で計算してたけど、
サブルーチンや関数の概念が出てきて無理が生じてきたからしょうがなく時間で計算するようになった。

現実的には何も解決できてはいないけど、実際にかかる時間(=人件費)に即した計算なので経験さえ蓄積すればより実態に合った見積りができるってだけ。

それもオブジェクト指向とかフレームワークとか、プログラムそのものの価値に対してコーディングの重要性がどんどん変わってきてるから今また無理が出てきてるって事だろ。
1019  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月21日 21:48
普通のプログラマの倍の速さでプログラムが組めるプログラマの給料が普通のプログラマと一緒。
同じ給料で同じ仕事を半分の時間で終わらせても給料そのままで仕事を倍に増やされるだけ。

業界自体が終わってるだろ。

反論あるなら、倍の早さで組めれば給料倍もらえる会社を具体的に挙げてみてくれ。
外資系とか、いつ潰れるのかどうかもわからんようなベンチャーは除いてな。
1020  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月21日 22:27
成果に対して給料もらってるって経営者的な考えがそもそも間違ってんじゃないの?

サラリーマンらしくイスに座った時間で金もらっとけよ。
1021  名前:はてなようせい 投稿日:2011年06月22日 11:30
>>1020
それで割り切っちゃうと、だらだら仕事した方が儲かるので効率化も技術革新も無くなるんだよな。
それだったら中国に外注でもいいって話になる。

つーかさ、他の業種のサラリーマンも倍仕事してても給料一緒なのかい?


ブログのトップへ記事のトップへコメント(21)コンピュータ・IT  この記事をクリップ! edit

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 


ブログのトップへ記事のトップへコメント(21)コンピュータ・IT  この記事をクリップ! edit

注目記事の一覧



ブログのトップへ記事のトップへコメント(21)コンピュータ・IT  この記事をクリップ!


最新記事
スポンサードリンク
おすすめ
記事検索
  • seo

フィードメーター - 増田にゃんねるβ
ブログパーツ ブログパーツ ブログパーツ ブログパーツ

アクセスランキング
免責事項:当サイトのご利用は、自己責任でお願いします。当サイト及び外部リンク先のサイトを利用したことにより発生した、いかなる損失・損害についても当サイトは一切の責任と義務を負いません。