すでにアメリカより低所得者の負担が重く高所得者の負担が軽い日本?
1 名前:以下、はてなにかわりまして元増田がお送りします。 投稿日:2009/09/26 00:41:57
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20090924/1253823202
上記のエントリのブックマークを見るに今やすっかり忘れ去られてるのかもしれないが、はてなでも過去に一部で話題になっていた「子どもの貧困」よりひとつの表を引用する。先進国中唯一再配分後の子どもの貧困率が上がっているというあの話題の次にあげられた国際的な福祉の負担に関する目安となる表である。
労働力人口の所得5分位階級別分布
(阿部彩「子どもの貧困」岩波書店 2008(表は府川哲夫「第2章 国際的にみた日本の所得再分配」小塩隆士・田近栄治・府川哲夫編『日本の所得分配-格差拡大と政策の役割』東京大学出版会 2006))
2006年のものであるし、社会保障や税制は様々な方法が国ごとに違って比較が難しい上、単純なデータのこの表で全てを表すことは出来ないと思うが、現状はどうなんでしょう?
もしご存知の方がいたら教えて頂けるとうれしいです。というか改めて自分も興味がわいたので勉強してみたいと思います。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/michikaifu/20090924/1253823202
はてなブックマークより。
上記の表に照らしてアメリカを見ると結構低所得者層の負担は軽く高所得者層の負担は重そうだが、それによってアメリカ経済全体は衰退していき、アメリカ国民の生活がますます貧しくなっていきそうなのだろうか……
「分配」志向の民主党政権になって、「格差是正」に期待が高まっていると思うのだが、メディアの論調がしばしば「義賊」待望になっているのは気に入らない。「義賊」とは、鼠小僧とかロビンフッドみたいに、金持ちから奪って貧乏人に分けるという考え方である。わかりやすいのだが、それを政治でやっちゃうと、金持ちはますます自分の富を隠し、世の中のために流通しなくなるし、また「成功しよう」という個人のインセンティブを奪って、昔のソ連になってしまう。
「金持ちをたくさん働かせる仕組み」Tech Mom from Silicon Valley
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20090924/1253823202
上記のエントリのブックマークを見るに今やすっかり忘れ去られてるのかもしれないが、はてなでも過去に一部で話題になっていた「子どもの貧困」よりひとつの表を引用する。先進国中唯一再配分後の子どもの貧困率が上がっているというあの話題の次にあげられた国際的な福祉の負担に関する目安となる表である。
労働力人口の所得5分位階級別分布
| フランス | ドイツ | 日本 | スウェーデン | イギリス | アメリカ | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 所得のシェア | ||||||
| 低位20(%) | 9.1 | 8.4 | 6.7 | 9.8 | 7.7 | 6.2 |
| 中位60(%) | 54.2 | 55.4 | 55.7 | 56.2 | 52.9 | 53.0 |
| 高位20(%) | 36.7 | 36.1 | 37.5 | 34.1 | 39.4 | 40.8 |
| 直接税・社会保障のシェア | ||||||
| 低位20(%) | 7.0 | 3.3 | 7.9 | 6.1 | 2.5 | 1.8 |
| 中位60(%) | 37.6 | 52.1 | 52.8 | 52.8 | 48.1 | 41.1 |
| 高位20(%) | 55.3 | 44.6 | 39.3 | 41.2 | 49.5 | 57.1 |
ここでは高齢者を除く現役世代を対象としている。人口を所得に応じて三つ(一番貧しい20%、真ん中の60%、一番豊かな20%)のグループに分けて、それぞれが、社会全体の総所得と、総負担(直接税と社会保険料)をどれくらいずつシェアしているのかをみてみたものである。これをみると、所得の割合では、日本の低位グループは6.7%とアメリカに次いで少ない。ところが、負担の割合をみると、7.9%と一番多い。つまり、少ない所得でありながら、ほかの国よりも多くの負担を強いられているのである。逆に、高位のグループは、所得は真ん中であるが、負担の割合は一番少ない。アメリカは、所得格差が大きい国で知られており、たしかに高位グループは総所得の40.8%を占めているものの、負担も57.1%を支払っている。逆にアメリカの低位グループは所得は6.2%と一番少ないものの、負担も1.8%しか担っていない。
(阿部彩「子どもの貧困」岩波書店 2008(表は府川哲夫「第2章 国際的にみた日本の所得再分配」小塩隆士・田近栄治・府川哲夫編『日本の所得分配-格差拡大と政策の役割』東京大学出版会 2006))
2006年のものであるし、社会保障や税制は様々な方法が国ごとに違って比較が難しい上、単純なデータのこの表で全てを表すことは出来ないと思うが、現状はどうなんでしょう?
もしご存知の方がいたら教えて頂けるとうれしいです。というか改めて自分も興味がわいたので勉強してみたいと思います。
fromdusktildawn 幸福とは相対的なものだから、金持ちが富を奪われて不幸になることこそが日本の庶民の幸せなんだよ。その結果日本経済全体が衰退して自分たちの生活がますます貧しくなっても、それは元々の運命だったと思うのさ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/michikaifu/20090924/1253823202
はてなブックマークより。
上記の表に照らしてアメリカを見ると結構低所得者層の負担は軽く高所得者層の負担は重そうだが、それによってアメリカ経済全体は衰退していき、アメリカ国民の生活がますます貧しくなっていきそうなのだろうか……
2 名前:以下、はてなにかわりまして増田がお送りします。 投稿日:2009/09/26 01:06:25
再配分前後のジニ係数の比較でも明らかに日本が先進国で再配分が一番小さい。http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4666.html
いろいろ見方があるといってもジニ係数・所得階層のどちらで見ても日本が小さいんだから日本がトップクラスに再配分が少ない先進国であることは明らかなはず。ついでに言えば特殊法人やら公営企業含めても日本の人口当たり公務員数は先進国最低水準。民主党は再配分をほかの先進国並にしようとしてるだけでソ連化を目指してるかのように言う人が出てくるのが不思議。どの先進国もソ連だと思ってるんだろうか。ああいう人らにとってはシリコンバレーもソ連なんだろうかね。たぶんろくに知識がないから思い込み垂れ流してるだけなんだろうけど。
あと経済成長率に関しても日本は最低水準なわけで再配分したら成長しないなんてのはかなり嘘臭い話と思う。一人当たりGDPで見れば再配分の大きい北欧とかが上位に来てたりもするし。
いろいろ見方があるといってもジニ係数・所得階層のどちらで見ても日本が小さいんだから日本がトップクラスに再配分が少ない先進国であることは明らかなはず。ついでに言えば特殊法人やら公営企業含めても日本の人口当たり公務員数は先進国最低水準。民主党は再配分をほかの先進国並にしようとしてるだけでソ連化を目指してるかのように言う人が出てくるのが不思議。どの先進国もソ連だと思ってるんだろうか。ああいう人らにとってはシリコンバレーもソ連なんだろうかね。たぶんろくに知識がないから思い込み垂れ流してるだけなんだろうけど。
あと経済成長率に関しても日本は最低水準なわけで再配分したら成長しないなんてのはかなり嘘臭い話と思う。一人当たりGDPで見れば再配分の大きい北欧とかが上位に来てたりもするし。
コメント一覧
1001 名前:はてなようせい 投稿日:2009年09月27日 10:32
このグループ分けでは、所得のバラツキを考慮できていない。
なんのデータも持っていないため、感覚的な話になってしまうけど
日本の低位・高位の所得格差と、アメリカのそれは次元が違う。
ジニ係数を比較してみては?
なんのデータも持っていないため、感覚的な話になってしまうけど
日本の低位・高位の所得格差と、アメリカのそれは次元が違う。
ジニ係数を比較してみては?
1002 名前:はてなようせい 投稿日:2009年09月27日 10:36
↑竹中乙
さっさと派遣管理の仕事に戻れカス
さっさと派遣管理の仕事に戻れカス
1003 名前:はてなようせい 投稿日:2009年09月27日 10:56
>>1001
示されているデータを見ると
日本とアメリカの低位・高位の所得格差にはたいして
差がないように思える。
もっと細かくグループ分けすれば
いくらか違いは見られるかもしれないが、
日本が先進国の中で低所得層の負担率が大きい国だと
いうことに変わりない。
示されているデータを見ると
日本とアメリカの低位・高位の所得格差にはたいして
差がないように思える。
もっと細かくグループ分けすれば
いくらか違いは見られるかもしれないが、
日本が先進国の中で低所得層の負担率が大きい国だと
いうことに変わりない。
1004 名前:はてなようせい 投稿日:2009年09月27日 11:19
負担率も確かに大事だけれど
どのグループにどれだけ還元されているかということと合わせて考えないと
福祉・社会保障の問題ではなくただの税収分布だよ。
どのグループにどれだけ還元されているかということと合わせて考えないと
福祉・社会保障の問題ではなくただの税収分布だよ。
1005 名前:はてなようせい 投稿日:2009年09月27日 12:19
米1004
それを考慮に入れたら表面上、日本はアメリカよりも上だが、
公的補助の実際の利用率、民間の寄付金配分、ボランティアの活動状況、返還義務の無い奨学金とかを入れたらむしろ再配分機能は総合的に見て欧米以下になるんじゃないかな。
それを考慮に入れたら表面上、日本はアメリカよりも上だが、
公的補助の実際の利用率、民間の寄付金配分、ボランティアの活動状況、返還義務の無い奨学金とかを入れたらむしろ再配分機能は総合的に見て欧米以下になるんじゃないかな。
1006 名前:はてなようせい 投稿日:2009年09月27日 12:32
fromdusktildawnのブクマ米がイミフ
省略するな。エントリ起こしてちゃんと書け。
お前の力じゃ省略したら訳わからん。
省略するな。エントリ起こしてちゃんと書け。
お前の力じゃ省略したら訳わからん。
1007 名前:はてなようせい 投稿日:2009年09月27日 15:05
年収億単位のCEOとかがゴロゴロいるアメリカと、都市銀行のトップですら数千万の日本を比べるなよ。
1008 名前:はてなようせい 投稿日:2009年09月27日 19:36
アメリカってちゃんと人の流れ把握してるのかな
選挙だって登録しなきゃ投票できないだろ
選挙だって登録しなきゃ投票できないだろ
1009 名前:はてなようせい 投稿日:2009年09月27日 19:59
そもそも日本は労働環境クソすぎて、労働者の生活の質が非常に悪い
就職したくない人はとっとと海外逃げたほうがいい
言語の壁・文化の壁を考慮しても断然日本の労働環境・労働意識はクソ
就職したくない人はとっとと海外逃げたほうがいい
言語の壁・文化の壁を考慮しても断然日本の労働環境・労働意識はクソ
1010 名前:はてなようせい 投稿日:2009年09月28日 13:35
米1007
実際に、海外のCEOと比べれば日本の都市銀重役はその程度の仕事しかしていないと思うのだが。
実際に、海外のCEOと比べれば日本の都市銀重役はその程度の仕事しかしていないと思うのだが。
1011 名前:はてなようせい 投稿日:2009年09月29日 01:49
日本の社会は「お上がなんとかしてくれる」+武士道精神で成り立ってきたようなもので、
拝金精神+「お上は吸い上げた余りでなんとか」で高度経済を成し遂げた後は、
減った税収を再配分を減らすことで対応したからな……自分の取り分減らさないで。
そりゃ高負担・低福祉にもなるわ。
拝金精神+「お上は吸い上げた余りでなんとか」で高度経済を成し遂げた後は、
減った税収を再配分を減らすことで対応したからな……自分の取り分減らさないで。
そりゃ高負担・低福祉にもなるわ。
1012 名前:はてなようせい 投稿日:2009年10月05日 07:57
農民から搾取をして作られた社会が
農民がそのままサラリーマンに変わっただけだ
多くの貧しい民から死なない程度に搾取をして
士農工商とある程度の社会的地位をあげて満足させる
エリートサラリーマンそれすらただの農民でしかない
農民に出来る事は一揆を起こす事ぐらいだ
ガンバレよ貧民ども
農民がそのままサラリーマンに変わっただけだ
多くの貧しい民から死なない程度に搾取をして
士農工商とある程度の社会的地位をあげて満足させる
エリートサラリーマンそれすらただの農民でしかない
農民に出来る事は一揆を起こす事ぐらいだ
ガンバレよ貧民ども
1013 名前:はてなようせい 投稿日:2009年10月10日 07:26
日本はバブル崩壊以降の不況が20年近く続いているために、そこそこ生活できているはずの層がだんだん下にスライドしている。
そして上の方、土地や資産を持っている富裕層は所得が殆ど変わっていないし所得税減税によってむしろ負担が減っている。
(所得税の最高税率は75%→60%→40%)
マクロ経済学者はこれを60%くらいまで引き上げても良いだろうって話をしているんだけどね。
アメリカはクリントン政権時代、所得税の累進性を高めることで景気のバランサーとして機能させた。
累進性が高まれば景気が良くなって所得が増えると自動的に税率が高まるために消費が減り景気は抑えられるからね。
竹中平蔵なんて、累進課税なんて平等に反すると人頭税にすべきだなんて言ってるけど、まともな経済学者は絶対にそんなことは言わない。
なぜなら、その平等は平等ではないから。ライオンにもシマウマにも草を与えましょうというのが竹中の言う平等、真の平等とはライオンには肉を、シマウマには草を与えましょうということ。
そして上の方、土地や資産を持っている富裕層は所得が殆ど変わっていないし所得税減税によってむしろ負担が減っている。
(所得税の最高税率は75%→60%→40%)
マクロ経済学者はこれを60%くらいまで引き上げても良いだろうって話をしているんだけどね。
アメリカはクリントン政権時代、所得税の累進性を高めることで景気のバランサーとして機能させた。
累進性が高まれば景気が良くなって所得が増えると自動的に税率が高まるために消費が減り景気は抑えられるからね。
竹中平蔵なんて、累進課税なんて平等に反すると人頭税にすべきだなんて言ってるけど、まともな経済学者は絶対にそんなことは言わない。
なぜなら、その平等は平等ではないから。ライオンにもシマウマにも草を与えましょうというのが竹中の言う平等、真の平等とはライオンには肉を、シマウマには草を与えましょうということ。
